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若いうちに読んでほしい本

スローライフのマネー学―ゆっくり生きよう、しっかり殖やそう


ラグビー経験者で、宿沢さんに興味のある方にお薦めします。しかし、内容は他の経済の入門書としても、比較的優良な部類に入ると思います。よって、「ラベル買い」をする気は起きませんでした。これは作者がラグビーを永く見続けてきたジャーナリストだからこそなんでしょうね。イラストも多く、わかりやすいです。著書の永田さんが仰るように、出版の時期的には「運を支配した男」の後になっていたので、もしかしたら二番煎じな感じがあるのかな?とも思いつつ購入しましたが、全く別物でした。個人的には高校の後輩であるだけに、その辺のことから書いてあるとうれしかったなぁ・・・。最初にこの本の表紙と題名を見て、「いかにも老人向け」の本であるような印象を受けました。ラグビーをやっていた人間にとっては、理論的な語り口で試合展開を解説してくれていた宿沢さんは、憧れの人でもありました。
生前からラグビーと銀行業務という二足のわらじを、高いレベルで履きこなしているという話も、「すごい人がいるもんだ」と思ったものです。

先に述べた二足のわらじで言えば、宿沢広朗さんのラグビーの側面を、日本代表監督だった時代から協会強化委員、理事に渡るまでを詳細に記述していると思います。宿沢さんとしては、そんな状況に甘んじることなく、次を目指していたことも伝わってくるだけに、逆に早すぎる死であったことが痛切に感じました。本の題名と主な内容が若干ずれ気味な気がしますが、経済の入門書として優秀です。他の本で言っていることを薄く広く総括しているような印象があります。

その宿沢さんの半生を描いたのが本書です。
特に後半に記述してあるラグビー協会、ラグビー日本代表の改革が志半ばであったことの無念さが非常に伝わってきます。


もちろんご家族から見た宿沢広朗、銀行員としての宿沢広朗も誌面を割いて語られていますが、印象的には上記したように、ラグビーに軸足のあるのが本書だと思います。
残念なのは高校以前の記述がほとんど無いこと

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