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それでも百貨店は大変だ

伊勢丹だけがなぜ売れるのか 誰からも支持される店づくり・人づくり

絵もとてもうまいのレベルじゃないし、アクエリオンの全てを集めたいという人向きです。ですが、本書で挙げられている事例は聞けばどれも「こんなの当然なのでは」と思ったりします。「この服のどこにフリルをつけるか」なんていうのがMDの仕事という状態でした。ですが、実は私も以前仕事でこういった業界とお付き合いしたことがあるのですが、そこもMDとかが機能していなかったですね。だとするとどこもこんなものなのかと。でもあまりしっかりと考えていないんですよね。「プランなしでスタートし、データも無く終わる」なんて聞くと「そんなバカな」と思います。

あるいはみんなが「これじゃ駄目だ」と思っていてもどこも仕入れ先、取引先などとのしがらみでうまくいかないようですね。そうすれば仕入れもおのずと見えてくるわけで。(仕入先に売り場を任せてしまった「そごう」が破綻したのもむべなるかな)


とはいえ、百貨店て大変ですよね。
ですが、ほとんどの店舗は感性ばかりに重点がおかれ、科学的なアプローチができていない、その一方でただ一人伊勢丹だけがそれをうまくやっているというわけです。それでも業界最王手の一角の企業でしたからね。熱さが軽く感じます。 だからこそ、あまりに当たり前のことができている伊勢丹はすごいのだろうと思いますあまりアクエリオンらしさが出ていません。SPAのユニクロが20%なんていうのを見ると、その違いは明らか。「百貨」を取り揃えることがいかに非効率かということです。店舗設計は科学プラス感性、というのが著者の主張です。(これを「科学」と呼ぶかどうかはわかりませんが)

やっぱり漠然とやっていては、何事もうまくいかないということですよね。だって、勝ち組伊勢丹でさえ営業利益率は4%とかですからね。

商売というのはしっかりと顧客や社会環境、店舗環境、地域環境を見つめて、考え抜いて、なおかつ機を見ることが大変に重要だということは鈴木敏文の本から学びました。だからこそいかに効率的に売り場を作るかですよね
伊勢丹だけがなぜ売れるのか 誰からも支持される店づくり・人づくり

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