|
|
|
|
|
|
|---|---|---|---|---|
|
|
|
|
|
暴露本としては楽しめる
![]() | 年金をとりもどす法 |
お勧めの1冊。
また、一定額を最低保障年金として全員に一律支給し、さらに、所得比例年金として保険料を納めた期間分だけ上乗せ支給する、という年金制度改革私案は、シンプルでとても良い。NPOを運営していこうと考えたときに買う本としては、内容は十分だといえる。社会保険庁の職員が執筆しただけのことはあり、内部事情が赤裸々に語られていて、それなりに興味深い。
だが、この記述は間違っているのではないか?という疑問を持てる程度の知識がある人であれば、参考になる部分も多く、一読の価値はある。本の中身のうち、書類作成に関する部分などはCD-ROMに収録して1冊にまとめて値段を抑えるといった工夫があれば読者として助かるのだが。
もしも続編を書くのであれば、辟易させられる官僚批判と中途半端な年金指南は省略し、現行年金制度を詳細に検証したうえで年金制度改革私案を提示する「改革提案本」としてほしい。
全体としては、キャリア官僚や組合への批判が何回も繰り返されており、まるで、酒の席で会社や上司へのグチを聞かされているようで後味が良くない。
欲を言えば2冊に分かれていて値段も高い。
外部の者からみれば、著者が批判している「年金官僚」も著者自身も、厚生労働省(社会保険庁)という会社の同じ従業員あることに変わりはなく、当事者意識に欠けているのではないか、という印象はぬぐえない。。しかも、デザインにも気を遣っていて、読みやすい。
「年金指南本」としては、受給資格期間と被保険者期間を混同していると思われる記述や、制度変更に追いついていない部分があるなど、質が高いとは言えず、初心者が鵜呑みにするのは危険である。
「暴露本」としては、楽しめる内容である
![]() | 年金をとりもどす法 |



